活動報告

議事録:「客観性の落とし穴」輪読会に向けて(2023.6/24)

2023.6/24 定期MTG

田島:客観主義がリハ職のなかでもエビデンス構築の視点になっているので、「客観性の落とし穴」というのは大きなテーマになりますよね。私たちのなかでも大きなテーマになる部分だとは感じますね。ただ、難しい部分もあるので近寄りがたいし、当たり前に受け入れている観点でもあるので、疑問符を投げかけようとするのは大変なことかもしれませんね。そういうものは必要がないと思われる方もいるでしょうし。

すま:まだ読んでいないのですが…客観性の欠点を捉えつつ、落とし穴を見ながらうまく客観性を持てるといいですねという話だと思うのですが、そういう意味ではリハ職として大切ですよね。

田島:リハ職のなかではこういう話が不足しているので、着眼していくことはとても大切だと思うのですよね。なので、読みましょう読みましょうと言うだけでは伝わらないところもあるので、なぜリハ職において大切なのかをもう少しクリアにしていきましょう。

すま:僕たちの活動との接点を見出しながら、リハ職のなかでもどういうときに持っておくといいですよ、ということを伝えられたらいいですね。

田島:客観主義とか主観主義とかって知の確立にも関わってくる問題なので、重要なのだと思うんですよね。

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田島:SCATという質的研究の手法があるのですが、その人が書かれた本を読んでいたのですが、おもしろかったです。質的研究と量的研究の違いがどこにあるのかとかを分かりやすく示しているのですが、そのなかで客観性とは何なのかについて定義されていたりしますね。

キタ:なんて本ですか

田島:「質的研究の考え方-研究方法論からSCATによる分析まで-」という本ですね。

すま:作業療法で使った論文を読んだことがありますね。

キタ:理学療法でもありますね、ひとまず読んでみます。

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以降、それぞれの活動について雑談。