イベント

【2023年4月1日】『性的マイノリティにまつわるリハビリテーション場面での違和感』を開催します。

【タイトル】
性的マイノリティにまつわるリハビリテーション場面での違和感

【スペシャルゲスト】
ジュンさん:理学療法士。都内の訪問看護ステーションに勤務。にじいろリハネット運営。性的マイノリティの健康格差解消を目指すため、リハ職に向けてLGBTQ+の教育・研究(少し)に関わっている。リハ職向けオンラインセミナー「リハノメ」や訪問看護師向け「学研メディカルサポート」で講師を行っている。トランスジェンダー当事者として、リハビリ業界におけるもやもやや違和感を抱えている。もやもやはトランスジェンダー当事者という理由だけではなく、リハビリ業界がジェンダーやセクシュアリティに対して無関心なことが原因だと考えている。今の関心は、リハ職のLGBTQ+に対する認識、リハなどの医療福祉場面でのセクシュアリティの扱われ方とその時の身体性、LGBTQ+の卒前卒後教育など。

【日時】
2023年4月1日(土)
20:00~21:30(終了は若干前後する可能性があります

【趣旨】
 2015年の国際連合サミットで、当時の国連事務総長パン・ギムン氏は「LGBTはSDGsのすべての項目に関わる問題であり、『誰も置き去りにしない』というSDGsのモットーに含まれている」と述べています。
 現在、人口の8.6%が性的マイノリティ(LGBTQ+)である、という調査結果があり、これは佐藤さん・鈴木さん・田中さんの苗字を合わせた人数よりも多いと言われています。対して、SOGI(“恋愛や性愛の対象となる性別を表す性的指向:Sexual Orientation”と“自分自身の性別をどのように認識しているかを表す性自認:Gender Identity”)という概念では、性的マイノリティに関わらず全ての人の性の在り方を表しています。
 療法士として働いているわたし達は、日々いろいろな人々と出会います。多くの場合、自分も相手も「見た目の性と心の性は一致しており、恋愛の対象は異性」といった前提のもとに関係を築いていきます。しかし、それは一部の人々(それも思っているよりも多くの人々)の心の中に、ちょっとした影を落とすような言葉や振る舞いになっているのかもしれません。それと同時に、時には自分の価値観や信条を偽って相手に合わせてコミュニケーションを取っているのかもしれません。
 ジュンさんは、性的マイノリティの健康格差解消を目指して活動されている理学療法士です。今回のイベントでは、そんなジュンさんをお招きして、性的マイノリティにまつわるリハビリテーション場面における違和感などについて、参加者の皆さまと共に考えていきます。

【内容】
①趣旨説明
②ジュンさん紹介
③話題提供&ディスカッション

【参加費】
無料

【募集人数】
30名:今回はアーカイブはありません

【備考】
zoomにて開催します、参加URLは直前にメールします。
zoomへの参加は特別な事情のない限りは画面オンにてお願いします。

参加はこちら
(Googleフォームへ)
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